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ショイブレ次期ドイツ財務相:任期中の財政赤字解消は見込めず

ドイツのメルケル政権で次期財務 相に指名されているショイブレ内相は25日、景気てこ入れを目指した 240億ユーロ(約3兆3100億円)の減税策を進めるため、4年間の任 期中に財政赤字を解消する見込みはないと述べた。

ショイブレ氏(67)はドイツ紙ウェルト日曜版のインタビューに 応じ、世界最大の輸出国であるドイツはリセッション(景気後退)か らの回復に苦戦しているため、メルケル政権2期目の財政赤字解消は 当然不可能だと説明。「ドイツ経済に刺激策が必要なときに歳出削減策 を議論するのは明らかに無意味だ」と述べた。

メルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU) と自由民主党(FDP)の連立合意では、財務相のポストが最大の争 点だった。CDU・CSUは26日にショイブレ氏の指名を承認する予 定。FDPは25日に同氏の指名とともに、ウェスターウェレ党首(47) の外相指名を承認していた。

メルケル首相が財務相ポストをFDPに譲らなかったのは、FD Pがより積極的な減税を訴えていたことが背景にある。連立政権の減 税はメルケル首相が掲げた150億ユーロの目標とFDPの選挙公約の 350億ユーロの妥協案で、来年1月から低・中間所得者層を対象に実 施し、子育て世帯向けには軽減策を講じる。

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