川崎重株連騰で鉄道関連人気化、中国高速鉄道の車両受注報道-技術力

川崎重工業株が大幅続伸し、一時 前週末比7%高の246円と約1カ月半ぶりの高値水準を回復。同社が 技術供与する中国企業が、中国鉄道省から高速鉄道の車両を大量受注し たと一部報道で伝わり、収益寄与を見込む買いが優勢となった。

ちばぎんアセットマネジメントの桶矢雅嗣運用部長は、中国やブラ ジル、ベトナムなどでは高速鉄道インフラ整備が国家プロジェクトとな っており、「技術力に定評のある日本の関連部品メーカーの海外市場で の参入期待は投資家の間で根強い」と指摘。川崎重の車両受注報道をき っかけに、「あらためて鉄道関連銘柄の海外ビジネス拡大余地の大きさ が強く意識されている」との認識を示した。

26日付の日本経済新聞朝刊によると、日本の新幹線技術を使った 高速列車が2011年にも北京-上海間で走行する。川崎重が技術供与す る南車青島四方機車車両が、中国鉄道省から高速鉄道の車両140編成 を受注、受注額は450億元(約6000億円)という。東北新幹線「はや て」の技術をベースに車両を生産、川崎重には技術料が入ると同紙は伝 えている。

川崎重広報部の佐藤勝浩氏は、日経新聞報道について「中国で南車 青島四方などに取材して書いた内容のようだ。受注した時期や金額など、 具体的な内容は把握しておらず、現在調査中」と話した。

中国では、公共投資で高速鉄道などのインフラ整備を進めており、 ほかの鉄道部品メーカーにも商機が広がるとの期待から東洋電機製造が 一時6.8%高の875円、日本車両製造が6.1%高の609円、近畿車両 が3.8%高の800円、ナブテスコは4.2%高の1121円など鉄道関連株 が総じて買われた。

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