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米マドフ事件:投資家のジェフリー・ピカワー氏、自宅で溺死体で発見

米巨額詐欺事件のバーナード・ マドフ受刑囚の投資会社から72億ドル(約6600億円)を引き出し たとして提訴されていた慈善家のジェフリー・ピカワー氏が25日、 フロリダ州パームビーチの自宅で死亡しているのが見つかった。67 歳だった。

警察当局によると、ピカワー氏の妻バーバラさんが「自宅のプ ールの底で夫を発見」と通報。病院に搬送されたものの、死亡が確認 された。現在、「溺死の場合の通常の手続きに基づき」死因を調査し ているという。

ピカワー氏の弁護士ウィリアム・ザベル氏は、コメントを求め る電話と電子メールでの取材に対してこれまでのところ返答していな い。

マドフ受刑囚の投資事業の清算を監督する破産管財人アービ ン・ピカード氏によると、ピカワー氏は650億ドル規模のポンジ・ スキーム(ねずみ講)事件で、投資家の中で最大の利益を上げた。

ピカード氏はニューヨークの破産裁判所に対して、ピカワー氏 が20年間にわたって50億ドル以上の不正利益を含む72億ドル余り を引き出していたとして、ピカワー氏と財団、関連団体を相手取った 民事訴訟を起こした。ピカード氏は不正利益だと知った上でピカワー 氏と財団などはリターンを受け取っていたと主張している。裁判でピ カワー氏はマドフ事件の受益者ではなく被害者だったとして自身を擁 護していた。

マドフ受刑囚(71)は全米史上最大となった詐欺事件で今年6 月に禁固150年の有罪判決を受けて服役中。

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