コンテンツにスキップする

英中銀、資産買い取りプログラム来月拡大も-7-9月マイナス成長で

英国が戦後最悪のリセッション (景気後退)から脱出できないことで、イングランド銀行(英中央銀 行)は来月、資産買い取りプログラムの規模拡大を迫られる可能性が ある。複数のエコノミストがこのような見方を示している。

英政府統計局(ONS)が23日発表した2009年7-9月(第3 四半期)の国内総生産(GDP)速報値(季節調整済み)は、前期比

0.4%減となった。ブルームバーグがエコノミスト33人を対象に実施 した調査では、誰もマイナス成長を予想していなかった。

HSBCホールディングスのチーフ・グローバル・エコノミスト、 スティーブン・キング氏は、ブルームバーグテレビジョンとのインタ ビューで「これほどの資金を注入してもGDPが減少し続けているこ とは、景気回復に対する信頼感や期待という観点から有害だ」と指摘。 「イングランド銀は量的緩和を拡大すべきかどうかを非常に注意深く 検討することになろう。景気に配慮していることを示す何らかの措置 を講じる必要がある」と語った。

イングランド銀とブラウン英首相が、約1兆ポンド規模の 景気刺激策と銀行支援措置を打ち出したにもかかわらず、英国 はリセッションを抜け出せないでいる。

イングランド銀は8月の金融政策委員会(MPC)で資産買い取 り規模を1750億ポンドに拡大することを決めた。キング総裁は2000 億ポンドへの拡大を提唱したが、多数決で退けられた。11月5日の次 回MPCでは総裁への支持が強まる可能性がある。

JPモルガン・チェースのエコノミスト、マルコム・バー氏は7 -9月期のGDP発表を受けて、11月のMPCで資産買い取り規模が 2250億ポンドに引き上げられると予想し、2000億ポンドに拡大される としていたこれまでの見通しを上方修正した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE