コンテンツにスキップする

中国経済は来年半ばに減速も、成長モデルは持続不可能-S・ローチ氏

モルガン・スタンレー・アジア の会長、スティーブン・ローチ氏は24日、中国経済について、成長 モデルが持続不可能なため、来年半ばに減速する恐れがあるとの見通 しを示した。

中国の7-9月期の経済成長率は8.9%に上昇。政府の景気刺激 策や1兆ドルを超える規模の新規銀行融資が支えになった。ローチ氏 は上海で開かれた金融フォーラムで、こうした回復を受けて国内に安 心感が広がっているが、「今後も厳しい状況」が続くとの見通しを示 した。

ローチ氏は「中国の成長モデルは、かなりの部分を需要より供給 に依存している」と指摘。「中国にとって持続可能なモデルではない。 どの国にとっても持続できないモデルだ」と語った。

同氏はさらに、世界的なリセッション(景気後退)のあおりで中 国製玩具や衣料、エレクトロニクス製品の需要が低下するなか、輸出 への過剰な依存で生まれた「不均衡」は、政府の景気刺激策によって さらに膨らんだと指摘した。刺激策はまた、過剰生産能力や資産バブ ルに対する懸念を拡大させたという。

ローチ氏は「現在はマクロ面の不均衡が特に深刻だ」と分析。 「中国経済は、2010年半ばごろに再び減速するリスクを抱えてい る」との見通しを示した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE