コンテンツにスキップする

FRBの性急な出口戦略、景気回復脅かす恐れも-ラインハート氏

米連邦準備制度理事会(FR B)の元金融政策局長ビンセント・ラインハート氏は、FRBが金融 政策を平時に戻す出口戦略を急げば、景気回復を脅かす可能性がある との見方を示した。

現在はアメリカン・エンタープライズ公共政策研究所(AEI) で研究員を務めるラインハート氏は22日、ニューヨークでの講演で 「早めに出口に向かうことが最大のリスクだ」と指摘した。

消費者借り入れ金利を引き下げる取り組みの一環として、FRB は2007年に世界の金融危機が始まって以降これまでにバランスシー ト(貸借対照表)を2倍以上に膨らませた。FRBはまた政策金利で あるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0-0.25%に引 き下げた。07年9月の時点では5.25%だった。

FRBと米政府が景気を下支えするため、計11兆6000億ドル の資金を融資・拠出・保証したことで、インフレ懸念が台頭しており、 政策当局は現在、景気回復時に刺激策を取り下げる方法を検討してい る。

ラインハート氏は、FRBは時期尚早な行動を求める圧力をかわ しながら長期的な政策意思を明確に伝えることの重要性を認識すべき だと指摘した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE