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カナダ・ドル(23日):続落、中銀総裁発言で-国債利回り上昇

23日の外国為替市場で、カナ ダ・ドルは米ドルに対して続落。カナダ銀行(中央銀行)のカーニー 総裁が自国通貨は高過ぎるとの認識を示したのを受け、投資家の間で カナダ・ドル以外の高金利通貨を求める動きが高まり、カナダ・ドル 売りが優勢になった。

今週のカナダ・ドルは、原油や株式相場の下げが響き、週間ベー スで1カ月ぶりの下落となった。カーニー総裁は22日、投資家は中 銀がインフレ率目標(2%)の達成にコミットしている事実を「重 視」しなくなったと指摘。その上で、カナダ・ドル安誘導のための措 置を「選択肢の1つ」として挙げた。

ナショナル・バンク・オブ・カナダの外為担当マネジングディレ クター、ジャック・スピッツ氏は「カーニー総裁に対する市場の注目 度は非常に高い」と指摘。「総裁の発言を受け、カナダ・ドルは若干 伸び悩むことになろう」との見通しを示した。

トロント時間午後4時29分(日本時間24日午前5時29分)現 在、カナダ・ドルは前日比0.5%安の1米ドル=1.0522カナダ・ド ル(1カナダ・ドル=0.9504米ドル)。今週の騰落率はマイナス

1.5%と、週間ベースで9月25日終了週以降初めての下落となった。

カナダ国債相場は下落。10年物国債(表面利率3.75%、2019年 6月償還)の利回りは前日比4ベーシスポイント(bp、1bp=

0.01%)上昇の3.49%。価格は同29セント安の102.07カナダ・ド ルだった。2年債の利回りは2bp上昇の1.51%。

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