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ECBノボトニー氏:景気刺激、引き揚げを開始する時期来ていない

欧州中央銀行(ECB) の政策委員会メンバー、ノボトニー・オーストリア中銀総裁は 23日、ECBの新たな経済成長見通しは前回から大きな変化は ないだろうと語った。また、出口戦略実施は時期尚早との見解を 示した。

同総裁はウィーンで語り、12月に公表される最新の成長予 想について、ECBの「スタッフ予測には大きな変化はないと思 う」と述べた。その上で、「景気動向を引き続き極めて慎重に監 視することが必要な状況にあり、当分の間、出口戦略を開始すべ きではないという幅広い合意がある」と語った。

ECBを含め中銀が刺激引き揚げの選択肢を協議するのは 「理にかなっている」が、「それを実施する時はまだ来ていな い」との見解を示した。「性急な」出口戦略実施は景気の二番底 をもたらすリスクがあると述べた。そのようなリスクが生じる事 態を「予想してはいない」と付け加えた。

また、中期的に見てユーロ圏にインフレリスクはないとの認 識を示し、「インフレ期待は安定している。また、設備稼働率は 引き続き低水準にある。金融政策ではあらゆるインフレの脅威に 対して警戒を怠らないが、中期的にはその脅威は見られない」と 語った。

オーストリア中銀の金準備については「オーストリア中銀は 金をほとんど売らない伝統があり、これを変えるつもりはない」 と述べた。

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