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米マイクロソフトの7-9月:利益、市場予想上回る

ソフトウエアメーカー最大手 の米マイクロソフトが23日発表した2009年7-9月(第1四半 期)決算は、減益ながら利益がアナリスト予想を上回った。売り上げ の減少をコスト削減で補った。

純利益は35億7000万ドル(1株当たり40セント)と、前年 同期の43億7000万ドル(同48セント)から減少した。ブルーム バーグがまとめたアナリスト予想(1株当たり32セント)は上回っ た。売上高は将来に繰り延べた14億7000万ドルを除いたベースで 129億ドル。前年同期は151億ドル。アナリスト予想は124億ドル だった。

創業来初の全社的な人員削減や出張費用節約、業者に支払う料率 引き下げなどの結果、営業経費は6.9%減った。同社はこの日、 2010年6月通期の営業経費は最大で265億ドルになるとの計画を 示した。従来は269億ドルを見込んでいた。

マニング・アンド・ナピア・アドバイザーズのアナリスト、ジェ フ・ドンラン氏は、「決算の数字は素晴らしい」と評価した。「営業 経費をさらに4億ドル引き下げるというのは投資に慎重な姿勢を示唆 する」とも論評した。

企業顧客の支出減が響いたものの、個人からの需要で同社の基本 ソフト(OS)「ウィンドウズ」を搭載したパソコンや家庭用ゲーム 機「Xbox」の販売はゴールドマン・サックス・グループのアナリ スト、サラ・フライアー氏の予想を上回った。

パソコン向けウィンドウズの売上高は26億2000万ドル。同氏の 予想は25億2000万ドルだった。Xboxの売り上げは18億9000 万ドル(同14億8000万ドル)。

マイクロソフトは22日、パソコン用基本ソフト(OS)の新製 品「ウィンドウズ7(セブン)」を発売した。フライアー氏は、 「セブン」を追い風にウィンドウズの売上高が暦年の2010年に前年 比で12%伸び167億ドルになると予想している。

マイクロソフトは今年1月に、業績見通しの発表をやめており、 利益と売上高についての具体的な予想は示さない。ブルームバーグ・ ニュースがまとめたアナリスト調査によれば、10-12月(第2四半 期)は1株利益51セント、売上高171億ドルが予想されている。通 期の予想は1株利益1.67ドル、売上高587億ドル。

調査会社IDCによると、7-9月のパソコン販売は2.3%増と なり、同社の予想よりも早く増加に転じた。

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