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豪州当局:エン州煤炭によるフェリックス買収を承認-3000億円規模

オーストラリア当局は23日、中 国4位の石炭会社、エン州煤炭が同業の豪フェリックス・リソーシズ を35億豪ドル(約3000億円)で買収することを承認した。

豪財務当局の声明によれば、エン州煤炭は、同社の豪州部門の株 式保有率を2012年末までに70%未満に引き下げ、同部門の取締役会 の半分以上を豪州で開催するなどの条件を受け入れた。

今回の案件は、中国による豪州企業の買収としては過去最大。英 豪系の鉱業大手リオ・ティントは6月、中国アルミ大手、チャイナル コからの195億米ドル(約1兆7900億円)の出資提案を拒否。豪州議 会は、中国による天然資源取得の動きに対する審査を強化した。

オード・ミネットのアナリスト、ピーター・アーデン氏(メルボ ルン在勤)は、「バランスが取れた結果となったようだ。対中関係は注 意深く取り扱う必要がある。幾つかの案件で双方がいら立ったことも ある。だが、われわれが中国に立ち去るように伝え、中国が何も得る ことができないと言うことはできないだろう」と語った。

財務当局はまた、エン州煤炭の豪州部門の最高経営責任者(CE O)と最高財務責任者(CFO)が豪州内に主となる住居を構える必 要があるとしている。

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