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7-9月の英GDP:前期比0.4%減-過去最長の景気後退

英政府統計局(ONS)が23日 発表した2009年7-9月(第3四半期)の国内総生産(GDP)速報 値(季節調整済み)は前期比0.4%減となった。予想に反して6四半 期連続のマイナス成長となり、統計開始の1955年以来で最長のリセッ ション(景気後退)を記録した。サービス業と製造業、建設業が低迷 した。

GDPは前年同期比では5.2%減少。ブルームバーグ・ニュース がまとめたエコノミスト予想中央値は、前期比0.2%増、前年同期比

4.6%減だった。

GDP統計は、イングランド銀行(英中央銀行)が11月5日の金 融政策委員会(MPC)で資産買い取りプログラムを延長する必要性 が高まっていることを示すもの。ただ、ダーリング英財務相はGDP 発表後、英経済が年内に成長し始めるとの見通しを維持すると表明し た。

キャピタル・エコノミクス(ロンドン)のエコノミスト、ビッキ ー・レッドウッド氏は「政策による巨額の刺激策にもかかわらず英経 済が依然としてマイナス成長を続けているという事実は、景気回復が 長く遅々としたプロセスになるとのわれわれの見方を裏付けるもの」 とし、イングランド銀が「11月の会合で量的緩和策を延長する可能性 は今、さらに強まったようだ」と語った。

英国は主要7カ国(G7)の中で最初に7-9月期GDP統計を 発表。今回の統計は、大恐慌以来で最悪の金融危機をきっかけとした リセッションからの脱却で、英国がG7で最も遅れる可能性を示唆し た。

ONSによれば、英経済の76%に相当するサービス業は前期比

0.2%減少した。流通やホテル、配膳業が大きく落ち込み、輸送や倉 庫、通信、企業向けサービス、金融も低迷した。

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