ロンドンのココア先物:20年ぶり高値-ファンドの投資需要が拡大

ロンドンのココア相場は30日、少 なくとも20年ぶりの高値に達した。世界最大の産地であるコートジボ ワールの生産が減少するとの見方が広がるなか、投資需要が拡大した ことが要因。白糖相場も少なくとも1989年以来の高値に上昇した。

米政府の統計によると、ニューヨーク市場ではヘッジファンドな ど大口投機家の相場上昇を見込む買い越しが7-9月に40%増加。ロ ンドンのココア相場は、四半期ベースでは過去1年間で最大の上昇率 を示した。業界幹部は、コートジボワールの生産が10月1日から始ま るシーズンに15%減少すると予想している。

伊藤忠欧州のココアトレーダー、デミンダ・バンダラ氏(ロンド ン在勤)は電話インタビューで「市場は強含んでおり、ファンドによ るリスクへの需要は旺盛だ」との見方を示した。

ロンドン国際金融先物取引所(LIFFE)のココア先物相場12 月限は前日比49ポンド(2.4%)高の1トン当たり2085ポンド。終値 としては少なくとも1989年以来の高値に達した。7-9月(第3四半 期)の上昇率は32%と、四半期ベースでは昨年4-6月(第2四半期) 以降で最大だった。白糖先物12月限は1.2%高の1トン当たり618ド ル。

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