欧州株:下落、米経済指標を嫌気-7-9月期は99年来で最大の上げ

欧州株式相場は下落。この日発 表された9月の米シカゴ地区製造業景況指数が生産活動の予想外の縮 小を示したことが材料視された。四半期ベースでは、ダウ欧州600指 数は過去10年で最大の上げとなった。

英小売り大手のマークス・アンド・スペンサー・グループは、来 年が厳しい年となるとの見方を示したことが嫌気され、3.4%下落し た。ベルギーの製薬会社UCBは3.3%下げた。同社が転換社債の発 行計画を発表したことが売りにつながった。

ダウ欧州600指数は前日比0.5%安の242.47で引けた。一時 は0.8%高となる場面もあった。シカゴ購買部協会がこの日発表した 9月のシカゴ地区の製造業景況指数は46.1と、前月の50から低下 した。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央 値は52だった。これをきっかけにダウ欧州指数は下げに転じた。

カルディフ・アセット・マネジメント(パリ)のファンドマネジ ャー、ブルーノ・デュクロ氏は「シカゴ指数で懸念が高まった。デー タが示す需要水準は、将来の成長にとって重要な指標だからだ」と語 った。

ダウ欧州600指数は前四半期末比では18%高と、四半期ベース としては1999年以降で最大の上昇。欧州中央銀行(ECB)が政策 金利を過去最低の水準に据え置いたことや、ドイツとフランスが4- 6月(第2四半期)に予想外にリセッション(景気後退)から脱した ことなどが背景にある。

30日の西欧市場では、18カ国中11カ国で主要株価指数が下落。 ダウ・ユーロ50種指数は前日比0.7%安、ダウ・欧州50種指数は

0.8%低下した。

マン・グループ

英ヘッジファンド運用会社マン・グループは7.5%の大幅高。同 社の運用資産が7-9月期に438億ドルと、6月末時点の433億ド ルから増加したことが好感された。アナリスト予想は435億ドル。

ドイツの半導体メーカー、インフィニオン・テクノロジーズは 5%上昇。エクサネBNPパリバが同銘柄の投資判断を「中立」から 「アウトパフォーム」に引き上げたことが買いを誘った。

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