英金融サービス機構、銀行大手に情報提供を要請-税務面で調査開始

英金融サービス機構(FSA)が 英大手銀行に対し、節税策に関する情報提供を要請している。複数の 関係者が明らかにしたもので、各行が顧客企業に対し、税制面でどの ような助言をしているかについても情報収集しているという。

この関係者によると、FSAは銀行検査の一環として、こうした データの提供を呼び掛け始めた。従来、税に関する問題は、ほとんど の場合、英財務省の歳入税関庁が単独で扱ってきた。

この関係者はまた、FSAは、英銀に対する1兆4000億ポンド (約202兆円)規模の救済策などを背景に銀行の税務面への関心を 高めたと指摘した。ダーリング財務相は29日、銀行家の「愚かさ」 が、昨年の短期間での英金融システム崩壊を招いたと非難した。

FSAは7月、銀行を税逃れで罰することの可否について調査を 始めたと発表していた。英財政赤字は2010年には対国内総生産(G DP)比で12%超と、20カ国・地域(G20)の中で最悪となる見通 し。

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