シルク・ドゥ・ソレイユ創業者、宇宙に出発-水の大切さ空から訴えへ

カナダのエンターテイメント集団 シルク・ドゥ・ソレイユの創業者、ギー・ラリベルテ氏は30日、宇宙 に向かって旅立った。国際宇宙ステーションに9日間滞在する宇宙旅 行となる。同氏は来週、同ステーションで演技を率い、水不足につい て空から世界に訴える。

ラリベルテ氏を乗せたロシアの宇宙船、ソユーズ・TMA-16は カザフスタンの発射基地をニューヨーク時間午前3時14分(日本時間 午後4時14分)に飛び立った。米航空宇宙局(NASA)によれば、 宇宙ステーションとのドッキングは10月2日の予定。ソユーズにはマ キシム・スラエフ船長のほかNASAの技術者、ジェフリー・ウィリ アムズ氏も搭乗している。

ラリベルテ氏は水問題について世界に伝えるイベント「POET IC・SOCIAL・MISSION(邦題:ポエトリー・イン・モ ーション)」を展開している。この一環として10月9日に宇宙で2時 間の演技をする。2002年の英ブッカー賞を受賞した作家、ヤン・マー テル氏の原作に基づいた作品だという。

演技は世界の14都市で同時中継放映される。ラリベルテ氏は「ワ ン・ドロップ財団」を設立し水問題に取り組んでいる。

宇宙旅行の催行会社はスペース・アドベンチャーズ(米バージニ ア州)。NASAのウェブサイトによると、同社はロシア連邦宇宙局と 商業契約を結び、このツアーを実施している。同社のエリック・アン ダーソン最高経営責任者(CEO)によると、ラリベルテ氏が支払っ た旅行代金は3500万ドル(約31億3000万円)余り。ラリベルテ氏は フォーブス誌の今年の長者番付で261位だった。

ソユーズは10月11日に帰還予定。ラリベルテ氏とスラエフ船長、 ウィリアムズ氏は宇宙ステーションにとどまる。

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