川重:造船、プラント、油圧の主要子会社を吸収-分社化を見直し

【記者:松井博司】

9月30日(ブルームバーグ): 国内重工業3位の川崎重工業は30 日、過去の事業分社化を見直し、川崎造船など分社化した主要大型子会 社3社を吸収合併し本体に取り込むと発表した。各社に分散している資 産の効率的な活用が狙いで、グループ力の融合を図る。2010年10月に 実施する。

吸収合併するのは、いずれも100%子会社で、造船部門の川崎造船、 油圧機器(精機)事業のカワサキプレシジョンマシナリ、プラント・環 境事業のカワサキプラントシステムズの3社。3事業の合計売上高は川 崎重工の連結売上高の2割を占める。

川崎重工は選択と集中を経営課題に、造船と油圧機器事業を02年、 プラント・環境事業を05年に分社化。その後各社が企業体質の転換と事 業基盤の強化を進め黒字化を実現したこともあり、川崎重工では分社化 の目的は実現したと判断。今後は別会社であることで生じる制約を取り 除き、各社の知的資産の融合と活用が必要と考え3社を吸収合併するこ とにした。

事業統合後は3社に分散している環境・エネルギー組織や機能を集 約するほか、川崎重工本体のノウハウを活用して油圧や造船事業の高付 加価値化などを目指すという。

--取材協力:東京 Editor: Fukashi Maruta, Kenshiro Okimoto

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