アジア株:上昇、景気楽観で-MSCI指数は月間で7カ月続伸へ

30日のアジア株式相場は上昇。中 国人民銀行(中央銀行)が「適度に緩和的」な金融政策を維持すると 表明したことや、日本ガイシの業績予想引き上げが好感された。MS CIアジア太平洋指数はこのままいけば月間ベースで7カ月続伸とな る。

中国の不動産大手、保利房地産集団が高い。人民銀が内需拡大に 向け景気刺激策を続けると説明したことを受けた。業績予想の増額修 正を発表した日本ガイシも大きく上昇。オーストラリアのサーフィン 用品メーカー、ビラボン・インターナショナルは、8月の豪小売売上 高が市場予想を上回ったことに反応し買い進まれた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時32分現在、前日比

0.7%高の117.62。月初からは3.5%高で、このまま終了すれば月間ベ ースでは2007年7月までの10カ月続伸以来の長期上昇局面となる。 日経平均株価は前日比33円3銭(0.3%)高の1万133円23銭で終了 した。

AMPキャピタル・インベスターズのストラテジスト(シドニー 在勤)、ネーダー・ナエイミ氏は「景気は政府や中央銀行による下支え による回復から、多少自律的な回復に移りつつある」と指摘。「アジア 全域において経済活動を示す指標が力強く回復しているほか、民間需 要にも力強さが見られる」と説明した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE