【テクニカル分析】原油、横ばい続けば70ドル突破の可能性-NAB

ナショナル・オーストラリア銀行 (NAB)によると、原油相場は横ばいが続けば続くほどバレル当た り70ドルを上回る公算が大きい。原油相場は過去2カ月間、レンジ 推移が続いている。

NABのテクニカルアナリスト、ゴードン・マニング氏(シドニ ー在勤)によると、原油相場は8月初めから65-75ドルのレンジで取 引されている。供給が過剰になっているのに対し、世界の需要が回復 するとの楽観論もある。

マニング氏はインタビューで、「横ばい相場が長引くほど、レンジ を抜けるときは勢いが力強くなる。現在の水準から70ドル近辺まで上 昇しても驚かない。ここから3ドル下がるより3ドル上がるリスクの ほうが大きい」と述べた。

原油先物相場は7-9月を4%以上下落して終わりそうだが、そ うなると四半期ベースでは3期ぶりの下落。

マニング氏は上昇相場が終わるには7月半ばに付けた安値59ド ル近辺を探る必要があると指摘した。同氏は9月16日、たとえ勢い がなくなっても原油相場は当面レンジ内で推移すると正確に予想した。

同氏は「チャートのパターンを変えるには、その水準を下回る必 要があるだろう。私が考えているのは今後も当面はこの水準で推移す るということだ。確かに59ドルを下回ると大変なように見えるが、そ んなことを起こらないだろう」と語った。

マニング氏は原油相場が88-100ドル圏に近づくという自らの長 期目標を据え置いた。原油相場は昨年10月以降、88ドルを上回る水 準で取引されていない。これは、昨年7月に付けた過去最高値147.27 ドルと12月の安値32.40ドルのほぼ中間の水準に相当する。

マニング氏は「もう1カ月横ばい相場が続くと、74-75ドルを上 抜けるだろう。年末までには確実に80ドル台前半に入るとみている。 100ドルの可能性もある」と語った。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE