内閣府副大臣:景気下振れリスクも-民間との意見交換会設置

古川元久内閣府副大臣は30日午後、 内閣府の政務3役会議後の記者会見で、景気認識について持ち直しの 動きがあるのは事実だとする一方、雇用の一層の悪化や新型インフル エンザの流行懸念、物価下落を挙げ、「かなり景気が下振れするリスク が、相当さまざま存在する」との認識を示した。

古川副大臣は、市場との対話を促進するため、民間エコノミスト らを招いて意見交換会の場とする「マーケット・アイ・ミィーティン グ」を設置することを明らかにした。副大臣はその狙いについて「で きる限りマーケットとみなさんとの対話を重視してまいりたい。そし てマーケットの声に真摯(しんし)に耳を傾け、マクロ経済政策を実 施していきたい」と説明した。

初会合は10月2日に開催し、大和証券SMBCチーフストラテジ ストの末沢豪謙氏、BNPパリバ証券の河野龍太郎チーフエコノミス ト、野村証券金融経済研究所の芳賀沼千里ストラテジスト、JPモル ガン証券のチーフストラテジストの北野一氏、リクルートワークス研 究所の大久保幸夫所長らが出席する予定。

古川副大臣はまた、前政権下で景気認識を共有するため毎月1回 開催されてきた月例経済報告関係閣僚会議について、新政権でも継続 していく意向を表明し、従来通り日銀総裁も出席すると語った。ただ、 新政権は政府で政策決定を一元化しているため、与党幹部は月例会議 には出席しない。

政治主導で意思決定をするため開催された内閣府の政務3役会議 は、経済財政担当相と科学技術担当相を兼務する菅直人副総理・国家 戦略担当相が主宰し、古川副大臣と津村啓介内閣府政務官が出席。こ れとは別に、古川副大臣は仙石由人行政刷新会議担当相が開いた政務 3役会議にも出席した。

古川副大臣は会見で、行政刷新会議の事務局長に、構想日本代表 の加藤秀樹を充てる人事について、鳩山由紀夫首相から同日了解を得 たことを明らかにした。2つの政務3役会議は原則水曜日に開き、古 川副大臣がまとめて記者会見する。

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