中国建国60周年の8連休:観光ブームが消費刺激へ-経済成長促進も

中国では建国60周年記念の8 連休が観光ブームの火付け役になる公算が大きい。消費支出を押し 上げるとともに、過去約10年間で最も低い成長に陥った同国経済 の回復を後押しする可能性がある。

国家旅遊局の調査部門、中国旅遊研究院が今月発表した予測に よれば、10月1日から始まる連休中、前年より13%多い2億人を 超す国民が観光目的で移動する見通し。観光収入は25%増え、1000 億元(約1兆3100億円)を超えると試算している。

ムーディーズ・エコノミー・ドット・コムのエコノミスト、シ ャーマン・チャン氏(シドニー在勤)は「景気刺激策が個人消費を 支え、家計の信頼感向上につながっており、10月の連休中の消費は 前年より力強いものになるだろう」と指摘した。

中国国営の新華社通信は29日、連休中に5億6500万人余りの 国民が道路や鉄道、船、飛行機を使って移動し、政府が10年前に 同時期の連休を設定して以降で最大になるとの予測を伝えた。

中国政府の統計によると、昨年の連休中の小売売上高は21%増 の4200億元だった。今年は国慶節(建国記念日)と中秋節を合わ せて8連休となり、昨年より休日が1日多い。

北京市当局の試算によると、連休中には建国60周年記念行事 や五輪競技場ツアーなどで、昨年よりも4割多い約700万人の観光 客が北京を訪れる見通し。

--Li Yanping. Editors: Paul Panckhurst, John McCluskey.

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 関根裕之 Hiroyuki Sekine +81-3-3201-7850 hsekine@bloomberg.net Editor: Kanta Watanabe 記事に関する記者への問い合わせ先: Li Yanping in Beijing at +86-10-6649-7568 or yli16@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Michael Dwyer at +65-6212-1130 or mdwyer5@bloomberg.net

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