米4-6月のGDP確定値:リセッション緩和で減少鈍化か-BN調査

2009年4-6月(第2四半期) の米実質国内総生産(GDP)の確定値は、大恐慌以後で最悪のリセ ッション(景気後退)が緩和し、米経済が回復の初期段階に入ったこ とを示すとエコノミストらはみている。

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査機関78社を対象に実施 した調査によると、商務省が30日に発表する第2四半期の実質GD P確定値は、前期比年率1.2%減と、過去1年間で最小の落ち込みに とどまるもようだ。

自動車買い替え奨励策や初めての住宅購入者に対する税還付とい った政府の刺激策で、景気下降の中心にあった製造業と住宅の2部門 は7-9月(第3四半期)に回復の後押しを受けている。ただ、米連 邦準備制度理事会(FRB)の当局者らを含め、失業増加と所得の頭 打ちを背景に個人消費の伸びは持続不可能との懸念が残る。

IHSグローバル・インサイトのエコノミスト、パトリック・ニ ューポート氏は「最悪期は過ぎ、第3四半期は力強い成長が見込まれ る」と指摘。「刺激策は景気回復の一因だ。依然として低迷に苦しんで いるのは唯一、労働市場だ」と語った。

GDP確定値は、午前8時半(ワシントン時間、以下同じ)に発 表される。予想レンジは前期比年率で1%減から1.5%減。先月発表 された改定値は1%減、1-3月(第1四半期)6.4%減だった。

一方、給与明細書作成代行会社オートマティック・データ・プロ セッシング(ADP)エンプロイヤー・サービシズ調査の9月の民間 部門雇用者数は、ブルームバーグ調査で前月比20万人減(33社の中 央値)が予想されている。同統計は午前8時15分に公表される。

また、シカゴ購買部協会が午前9時45分に発表するシカゴ地区 の製造業景況指数は52(61社の中央値)と、8月の50から改善し、 08年9月以来の水準に上昇すると見込まれている。同指数は50が業 況の拡大と縮小の分かれ目になる。

-- With assistance from Mary Jane Credeur in Atlanta. Editors:Carlos Torres, Jeremy Torobin

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 若林 有紀 Yuki Wakabayashi +81-3-3201-2263 or ywakabayash1@bloomberg.net Editor:Keiko Kambara 記事に関する記者への問い合わせ先: Shobhana Chandra in Washington +1-202-624-1888 or schandra1@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Chris Wellisz +1-202-624-1862 or cwellisz@bloomberg.net

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