米モルガンSのCEO:世界の金融機関監督で「スーパー当局」提唱

米モルガン・スタンレーのジョン・ マック最高経営責任者(CEO)は、世界の金融機関を監督する単一 の規制当局の設置が望ましいとの認識を示した。

マックCEOは29日、ブルームバーグテレビジョンの番組向けイ ンタビューで「より良いシステムは一つのスーパー監督当局を置くこ とだろう。誰もが受け入れる総合的なシステミックリスク管理が絶対 に必要だ。米国のみではなく、全世界のシステミックリスクを管理す る当局のことだ」と述べた。同番組「カンバセーションズ・ウィズ・ ジュディ・ウッドラフ」の収録の一部は30日に放映の予定。

同CEOは、世界的な監督当局があれば、米国の銀行だけが他の 国・地域よりも厳しい規制下に置かれることにはならないとも指摘。 金融危機を受けた規制強化の動きは、オバマ政権が他の課題を追求す るなかで弱まったとの認識も示し、「危機は終わったと思うが、やらね ばならない規制改革の一部を推し進める勢いが失われていると懸念し ている」と語った。

マックCEOはまた、金融危機が和らいだ一方、景気回復や雇用 拡大には時間がかかるとの見方も示し、「雇用創出には程遠く、非常に 緩慢な景気回復になるだろう。先進国や西欧、米国において、大きな 成長は望めない」と語った。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE