伊ウニクレディト:40億ユーロ規模の増資計画-公的支援要請取り下げ

イタリアの銀行最大手、ウニクレ ディトは29日、財務基盤の強化を図るため、株主割当増資を通じて 40億ユーロ(約5300億円)を調達する方針を明らかにした。信用危 機の間に策定された特別債を政府に売却する計画を取り下げた。

発表文によれば、調達資金の半分をオーストリア部門のてこ入れ に活用する。ウニクレディトは資金調達計画の一環として、イタリア、 オーストリア政府に債券を売却しない方針を確認した。

イタリアの金融機関は、世界的な金融危機の再発防止を目指す各 国中央銀行からの要請に応じる形で、資本準備金の拡充を進めている。 増資を実施した後のウニクレディトの中核的自己資本(ティア1)比 率は約80ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し、7.75% となる。

米銀バンク・オブ・アメリカ(BOA)のメリルリンチ部門とウ ニクレディト・コーポレート・アンド・インベストメント・バンキン グ、クレディ・スイス・グループ、米ゴールドマン・サックス・グル ープ、伊メディオバンカ、スイスのUBSが引き受けを担当する。増 資は来年3月末までに実施される予定。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE