ガリバー株1カ月ぶり25日線回復、中古車人気で利益増額

中古車買い取り最大手のガリバー インターナショナル株は一時9.9%高の6550円まで急伸。約1カ月ぶ りに投資家の短中期売買コストである25日移動平均線を回復した。利 益率の高い小売りを強化した結果、個人向け中古車の販売台数が伸び、 2010年2月期の利益予想を上方修正した。景況感の悪化で新車よりも 安い中古車の需要は今後も堅調とみられ、業績拡大期待が広がっている。

ガリバーが29日の取引時間終了後に発表した新しい10年2月期の 連結純利益予想は34億円と、従来計画から11億円増額した。09年2 月期は28億円の赤字だった。

同社のIR部・松本雅之部長は「オークションを通じて中古車事 業者に販売する卸売りを中心に事業を展開してきたが、小売りの強化に シフトしたことで個人向け販売が伸びた」と話す。ガリバー直営店の3 -8月の小売台数は前年同期比55%増の約2万500台に増えた。

同社では、小売り強化に向けて積極的に広告宣伝を行う方針で、 個人向け販売は第3四半期(9-11月)以降も好調に推移するとみて いる。ブルームバーグ・データにあるアナリスト2人の10年2月期の 連結純利益予想の平均値は40億円と、新しい会社計画(34億円)を上 回る。11年2月期の同予想平均は53億円。

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