米社債保証コスト、上昇-米消費者信頼感指数の予想外の低下で

29日のクレジット・デフォル ト・スワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが上昇。 9月の米消費者信頼感指数が予想に反して低下したことが響いた。

フェニックス・パートナーズ・グループによれば、北米の投資 適格級企業125社で構成するマークイットCDX北米投資適格指数 のスプレッドはニューヨーク時間午後4時半(日本時間30日午前 5時半)現在、2.5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上 昇の98.5bp。スプレッド上昇は投資家心理の悪化を示す。

米民間調査機関のコンファレンス・ボードが29日発表した9 月の消費者信頼感指数は53.1と、前月の54.5(改定値)から低下。 失業増加が家計を圧迫していることが示された。ブルームバーグが まとめたエコノミスト78人の予想中央値は57だった。

米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMC O)の市場ストラテジスト兼ポートフォリオマネジャー、トニー・ クレセンツィ氏は29日、顧客向けのリポートで、「コンファレンス・ ボードの消費者信頼感指数は、他の消費者景況感指標のほとんどよ りも労働市場の状態を強く反映する傾向がある」と指摘した。

マークイットCDX北米投資適格指数は一時95bpと、1bp 低下していた。全米20都市を対象にした7月の米スタンダード・ アンド・プアーズ(S&P)/ケース・シラー住宅価格指数の下げ が予想より小幅だったことが手掛かり。同指数は前年同月比で

13.3%低下し、低下率は過去1年5カ月で最小だった。

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