中国:年内に預金準備率上げ、引き締めに動く公算-クレディ・スイス

クレディ・スイス・グループは、 中国が今年10-12月(第4四半期)に銀行の預金準備率引き上げを通 じて、金融政策の引き締めに動く公算があると指摘した。

アジア・太平洋株式ストラテジストのシャクティ・シバ氏らは顧 客向けのリポートで、インフレが依然として低位に抑制されているこ とに加え、まずは労働市場の安定が必要だとして、世界3位の経済大 国の中国による金融引き締めの動きは「緩やかで段階的なもの」にな るとの見方を示した。シバ氏らは、中国人民銀行(中央銀行)は2010 年に政策金利を合計2ポイント引き上げると予想。中国は今年に入り 政策金利を一度も変更していない。

人民銀はこの日、国内の景気回復をより強固にするため、「適度に 緩和的」な金融政策を堅持し、妥当な融資の伸びを誘導すると表明し ている。

また、JPモルガン・チェースは、成長とインフレの加速に伴い、 中国が来年2回の利上げを行うと予想。同社は顧客向けリポートで、 インフレ率が3-4%に加速するなかで、中国金融当局は政策金利を 10年7-12月(下期)にそれぞれ0.27ポイントずつ、2回引き上げ ると予測した。

ブルームバーグ・ニュースの調査によると、中国の国内総生産(G DP)成長率は今年8.3%で来年が9.4%、消費者物価指数(CPI) は今年が0.6%低下、来年は2.7%上昇がそれぞれ予想されている。

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