ロシア中銀副総裁:外貨準備の米国債維持、「残念だが多様化は困難」

ロシア中央銀行のウリュカエフ 筆頭副総裁は29日、モスクワで記者団に対し、外貨準備のうち米 国債が占める割合を30%程度で維持する考えを示し、オーストラ リア・ドルやカナダ・ドルへの多様化は流動性に懸念があるとして 避けた。

ウリュカエフ氏は、「カナダ・ドルやオーストラリア・ドルは原 則としては外貨準備としての保有が可能だ」と述べた上で、懸念して いるのは「カナダ・ドルおよびオーストラリア・ドルの市場規模だ」 と指摘した。同氏はまた、「現実的にみると、残念だが外貨準備の構 成を大幅に多様化することはできない」と述べた。

ロシアの外貨準備の内訳は45%が米ドル資産、44%がユーロ、 10%が英ポンド、残る1%が円となっている。

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