2009年粗鋼需要見通し、40年ぶり低水準へ-経産省(Update1)

経済産業省は29日、2009年(1 -12月)の粗鋼需要が前年比27%減の8634万トンと1969年(8217 万トン)以来、40年ぶりの低水準となる見通しと発表した。リーマン ショック後の世界的な景気後退を背景に、自動車や建築などの鉄鋼需 要が年前半に急減したことが影響した。

09年10-12月の粗鋼需要は前年同期比4.2%減の2528万トンに なる見込み。内訳は、普通鋼が前年同期とほぼ横ばいの1948万トン、 特殊鋼は同19.9%減の386万トンなど。普通鋼の国内需要は同13.3% 減少し、用途別では自動車が2.0%減、産業機械が36.9%減、造船向 けが4.1%減となる。輸出は39.7%増える見通し。

7-9月比では、普通鋼が6.3%増、特殊鋼が10.8%増と、需要 が回復する見通し。会見した経産省・製造産業局鉄鋼課の小糸正樹課長 は「自動車産業の製品在庫調整が一定程度進展したことによる生産の 回復が主因。また、中国をはじめとするアジア諸国の需要回復を受け て輸出が前期比で増加する見通し」と説明した。

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