アジア株:MSCI指数が上昇、円高一服など好感-TSMCが高い

29日のアジア株式相場は上昇。 円高が一服したほか、台湾の薄型パネルと半導体企業に対する中国本 土からの出資を台湾当局が認可する可能性が出てきたことが材料。M SCIアジア太平洋指数は前日、2週間ぶり安値となっていた。

北米での売上高が全体の36%を占める日産自動車が高い。台湾 の半導体ファウンドリー(受託生産)大手、台湾積体電路製造(TS MC)も上昇。中国の投資家が同社株式を購入するとの観測が広がっ た。オーストラリアのコモンウェルス銀行は、同国の2008-09年度 (08年7月-09年6月)の財政赤字が予想を下回ったことを受けて 買い進まれた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時42分現在、前日 比0.9%高の117.04。前日は15日以来の安値で終了していた。日経 平均株価の終値は前日比90円68銭(0.9%)高の1万100円20銭。

バンク・ジュリアス・ベアの投資アナリスト、パーリン・ウォ ン氏(シンガポール在勤)は「投資家は恐らく、企業の7-9月(第 3四半期)決算が予想を上回ると見込んでいることから、あまり大き な下方調整は見られていない」とした上で、「われわれは依然として アジア株を選好している。米経済が正常化するのはまだずっと先のこ とだ」と述べた。

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