仏BNP:公的資金返済へ-株主割当で43億ユーロ増資(Update2)

フランスの銀行最大手BNPパ リバは43億ユーロ(約5660億円)の増資を図る。これにより同国 政府から注入を受けた資金を返済する。同行が29日、電子メールで 発表した。

発表によると、同行は政府が取得した議決権のない株式51億ユ ーロ相当を10月に買い戻す。買い戻し後の中核的自己資本(Tie r1)比率は9%超になるという。

BNPは発表文で、政府の介入は「その目的を完遂した」とし、 「環境の変化と当行の堅調な業績に照らし、政府支援はもはや必要で なくなった」と説明した。

BNPと仏銀2位のソシエテ・ジェネラルは昨年の米リーマン・ ブラザーズ・ホールディングス破たん後の市場混乱のなかで、仏政府 から計85億ユーロの資本注入を受けた。両行は政府による救済と引 き換えに、家計と法人向けの融資残高を増やすことで合意した。

BNPはこの日の発表文で、仏政府との約束は引き続き有効と表 明した。

ブルームバーグ・ニュースが入手した販売資料によると、BNP は既存株主に1株当たり40ユーロで新株を売却する。発行株数は1 億760万株で、株主は保有株10株に対し新株1株を購入できる。

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