一段と存在感が薄まる東京モーターショー、海外勢わずか2社

日本自動車工業会(自工会)が 10月23日から千葉市の幕張メッセで開催する東京モーターショーは、 世界的な需要減少に伴う業績悪化や日本市場そのものが28年ぶりの規 模にまで縮小したことなどで海外メーカーの不参加が相次ぎ、一段とそ の存在感が薄まりそうだ。

自工会が29日発表した同ショーの最新概要によると、韓国の現代 自動車が出展を取りやめた結果、海外乗用車メーカーの参加は英ロータ スと独アルピナのわずか2社になった。また展示面積は、幕張メッセの ほぼすべての展示スペースを使用した2年前の前回ショーに比べ52% も縮小する。世界5大モーターショーの一つといわれ、欧米の主力自動 車メーカーの首脳がこぞって来日していた過去の姿からは大きく様変わ りする。

41回目となる今回の東京モーターショーは10月23日から11月 4日までの13日間にわたり開催する。自工会では会期中に100万人の 来場を見込んでいる。前回ショーの来場者は17日間の会期で142万 5800人だった。出展は108社(前回241社)・2政府(同4)・2団 体(同1)の予定。

自工会の青木哲会長(ホンダ会長)は29日の記者会見で「海外メ ーカーの参加がかなり少ないが、東京モーターショーの重要性は変わら ない」と強調。「世界的に100万人が入るショーはなかなかない」と し、「トップレベルのモーターショーである」と述べた。

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