テンプルトンのモビアス氏:ロシア株は「割安」、最高値更新も

資産運用会社テンプルトン・アセ ット・マネジメントのマーク・モビアス氏は29日、ロシア株は来年末 までに最高値を更新する可能性があると述べ、バリュエーション(株 価評価)に「割安感」があるため投資家を引き付けると指摘した。

モビアス氏はテンプルトン・アセットの会長として約250億ドル の運用に携わる。同氏によると、テンプルトンはロシアに「グループ として」約20億ドル投資したという。同氏が選んだエネルギー株には ルクオイルとロスネフチ、ガスプロムなどがある。

同氏はシンガポールでインタビューに答え、「一般的な傾向は上向 きだ」と述べ、「強気相場に入っている。これまでの高値を超えない理 由はない」と語った。

ロシア株のドル建ての指標であるRTS指数は、今年100%上昇 しているが、2008年5月19日に記録した高値に達するにはさらに98% の値上がりが必要。ゴールドマン・サックス・グループは29日、原油 やガス業界の見通しに基づき、同指数の向こう1年間の予想を10%上 方修正し、1700に達すると予想した。モスクワ時間29日午後零時1 分(日本時間同5時01分)現在は前日比1.3%高の1265.21。

モビアス氏はまた、この日開かれたロシア・シンガポール・ビジ ネスフォーラムで、「現段階では状況は極めて良い。ロシア株は世界の ほかの株式市場に比べて割安だ」と述べた。

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