一目均衡表分析:英ポンドは対円130円台割れも

上田ハーロー外貨保証金事 業部の山内俊哉マネジャーは、英ポンド・円相場が週足で一目 均衡表の「雲」の下限を抜けたことから、英ポンドの下落余地 が広がっていると指摘する。1ポンド=130円台を割り込む可 能性もあると言う。

ポンドは前日の取引で一時139円76銭と4月28日以来の 安値を更新した。山内氏は29日のインタビューで、「ポンドの 下値リスクが残ったまま」だと言い、次の下値めどとして4月 に付けた安値の139円ちょうど近辺が意識されると話した。

ポンドがさらに下落すると、1月23日に付けた安値118 円85銭から8月7日の高値163円9銭までの上昇分の61.8% 戻しに当る135円台後半や、同じく76.4%戻しに当る129円台 前半まで下落余地が広がると言う。

山内氏は、英金融市場の回復が遅れる可能性が出ているの を背景に、イングランド銀行による追加の資産買い入れをめぐ る議論が見込まれるため、ポンドには下押し圧力が強まると分 析。また、英国を含めほとんどの国が自国通貨安を望んでいる 状況の中で、「日本だけは逆行している」として、ポンド安・円 高が進みやすいとしている。

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