米S&P/ケース・シラー住宅価格指数、7月は前年比14.2%低下か

29日に発表される全米主要20 都市を対象にしたスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)/ケー ス・シラー住宅価格指数は、7月に低下ペースが鈍化したもようで、 不動産危機が和らいでいることを受けてリセッション(景気後退)が 緩和していることを裏付ける内容となりそうだ。

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査機関35社を対象に実施 した調査では、同指数は前年同月比14.2%低下(中央値)が見込ま れ、1年5カ月ぶりの小幅な下落率にとどまるとみられている。6月 は15.4%の低下だった。

今年は、差し押さえによる住宅値下がりと低水準の借り入れコス ト、初の住宅購入者に対する税還付によって住宅販売が増加し、不動 産価格の下落に歯止めをかけている。不動産価格の安定と株価の上昇 で、米国内総生産(GDP)の3分の2を占める個人消費の回復に向 けた下地が整う見込み。

バークレイズ・キャピタルのエコノミスト、ミシェル・マイヤー 氏(ニューヨーク在勤)は「前年同月比での住宅の値下がりペースは 大幅に鈍化しており、住宅価格の底入れを示している」と指摘。「経 済全般が回復しているため、景気信頼感もまもなく全般的に改善する だろう」と語った。

S&P/ケース・シラーの20都市を対象とした住宅価格指数は 午前9時(ニューヨーク時間、以下同じ)に発表される。ブルームバ ーグ調査での予想レンジは12.5%低下から15%低下。同指数は 2001年に始まり、07年1月以降は前年同月比で下落し続けている。

米民間調査機関コンファレンス・ボードが午前10時に発表する 9月の消費者信頼感指数は57(76社の中央値)と過去1年間で最も 高い水準に上昇しそうだ。8月は54.1だった。

-- With assistance from Daniel Taub in Los Angeles. Editors:Christopher Wellisz, Carlos Torres

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 若林 有紀 Yuki Wakabayashi +81-3-3201-2263 Ywakabayash1@bloomberg.net Editor:Yoshito Okubo 記事に関する記者への問い合わせ先: Bob Willis in Washington at +1-202-624-1837 or bwillis@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Chris Wellisz at +1-202-624-1862or cwellisz@bloomberg.net

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