9月のユーロ圏景況感指数:82.8に上昇-1年ぶり高水準

欧州連合(EU)の欧州委員会が 29日発表した9月のユーロ圏景況感指数(速報値)は82.8と、1年 ぶりの高水準に上昇した。過去60年余りで最悪のリセッション(景気 後退)から回復している兆候が示されていることが背景。

9月の指数は6カ月連続で上昇し、2008年9月以来の高水準とな った。ブルームバーグがまとめたエコノミスト23人の予想中央値は

82.7だった。前月は80.8に上方修正された。

シティグループのユーロ圏担当チーフエコノミスト、ユルゲン・ ミヒェルス氏(ロンドン在勤)は、「最近の経済指標などからすると、 景気のさらなる回復が期待できる。7-9月(第3四半期)と10-12 月(第4四半期)は前期比0.5%程度の成長が見込める」と指摘。一 方で「危機の間の経済活動の損失を埋め合わせるには、長い時間がか かる」と述べた。

欧州委は、9月の景況感指数の伸びは「4月に上昇に転じて以来 の最小」だったことを指摘した。

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