米トウモロコシ:5営業日で4回目の上昇-米国産の需要拡大観測で

シカゴ商品取引所(CBOT)の トウモロコシ先物相場は28日、過去5営業日で4回目の上昇となった。 中国とアルゼンチンで収穫高が減少し、米国産の需要が拡大するとの 観測が高まったことが要因。

米穀物協議会は同日、中国の生産高が、乾燥気候の影響により、 過去最高水準だった昨年の1億6590万トンから10%減少し1億4880 万トンになるとの見通しを示した。中国は世界2位のトウモロコシ生 産・消費国。世界2位の輸出国であるアルゼンチンでは、政府が輸出 禁止を解除する計画を先送りしているため、作付けが20年ぶりの低水 準となる可能性がある。

ノーススター・コモディティー・インベストメンツ(ミネアポリ ス)のバイスプレジデント、マーク・シュルツ氏は「世界のトウモロ コシ生産高は縮小しており、それが米国産の輸出にとってプラス要因 になっている」と指摘。「米国産の需要がかなり高まる可能性がある」 との見方を示した。

CBOTのトウモロコシ先物相場12月限は、前週末比4.75セン ト(1.4%)高の1ブッシェル当たり3.3875ドル。先週は週間ベース で5%上昇した。中心限月は年初来では17%下落している。

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