カナダ中銀総裁:自国通貨高を懸念、成長阻害要因に-景気は底打ち

カナダ銀行(中央銀行)のカーニ ー総裁は28日、同国経済が1992年以来初めてのリセッション(景気 後退)から回復しつつあると述べる一方、「根強い通貨高」が成長の 改善を抑制し、インフレ率が目標を下回る水準にとどまる可能性があ るとの認識をあらためて示した。

カーニー総裁はブリティッシュコロンビア州ビクトリアで講演し、 「カナダでは成長が再び始まった」としながらも、「ほかのすべての 条件が同じならば、根強いカナダ・ドル高が実質成長率を押し下げ、 インフレ率の目標水準回復を遅らせることになるだろう」と警告した。

同総裁は、インフレ見通しが大きく変わらない限り、カナダ中銀 が2010年6月まで政策金利を過去最低の0.25%で維持する方針であ るとあらためて表明。また、政策金利が可能な限り低い水準に設定さ れているものの、中銀は金融政策を実行する上で「かなりの柔軟性」 を保持していると繰り返し説明した。

カナダの経済成長については、自動車生産の回復と在庫の減少な ど前向きな要因が寄与し、今年7-12月(下期)には当初の予想より も速い成長ペースが見込まれると語った。

-- Editors: Paul Badertscher, Andrew Barden

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 若林 有紀 Yuki Wakabayashi +81-3-3201-2263 Ywakabayash1@bloomberg.net Editor: Ryoji Uchida 記事に関する記者への問い合わせ先: Alexandre Deslongchamps in Ottawa at +1-613-667-4801 or adeslongcham@bloomberg.net; Greg Quinn in Victoria, British Columbia, at +1-613-667-4805 or gquinn1@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Andrew J. Barden at +1-613-667-4804 or barden@bloomberg.net; David Scanlan at +1-416-203-5722 or dscanlan@bloomberg.net

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