ドル下落ペースは緩慢に、1年ぶり安値から反発開始-テクニカル分析

シティグループのテクニカル分析 によると、米主要貿易相手国通貨に対するドル相場は、1年ぶり安値 からの「反発開始」により下落ペースが緩やかになる可能性が高い。

ドル指数は今月23日に75.827と、昨年9月22日に記録した75.89 に近い低水準となった。以降、同指数は反発し、28日は一時77.255 を付けた。シティのアナリスト、トム・フィッツパトリック、シャム・ デバニ両氏は28日付リポートで、ドルが上値抵抗線のレンジとなる

77.66-77.80を試す可能性を指摘した。

同リポートは「短期的にドル相場が値固めするリスクがありそう だ。短期的にはドルの下降トレンドから離れるべきだが、中長期的に はそうではない」としている。ドル指数はユーロ、円、英ポンド、カ ナダ・ドル、スウェーデン・クローナ、スイス・フランの6通貨に対 するドルの動きを示す。

両氏はまた、ユーロ相場が週ベースで1ユーロ=1.4720ドルを上 回る水準で取引を終了できなかったため、1.4540ドルまで下げる余地 があるとして、ドルが対ユーロで上昇する可能性も指摘。ユーロは23 日に一時1.4844ドルを付けたが、28日は1.4565ドルまで下げた。

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