米グーグルがEUに苦情申し立て、MSのブラウザー案めぐり-関係者

米グーグルをはじめとするブラ ウザー(ウェブ閲覧ソフト)メーカーは、欧州連合(EU)当局に対 し、ソフトウエア最大手の米マイクロソフトとの競争法に関する和解 条件に関して、ユーザーが「エクスプローラー」以外のブラウザーを さらに選びやすくすることを同社に求めるよう、主張している。事情 に詳しい関係者1人が28日明らかにした。

同関係者が申し立ては公表されていないとして匿名で語ったと ころによるとグーグルは、ブラウザー「ファイアフォックス」を開発 した米モジラや、ノルウェーのオペラ・ソフトウエアとともに、マイ クロソフトの「バロット・スクリーン」案を支持しないとの立場をと る。バロットは新しいパソコンの「エクスプローラー」上に表示され、 ユーザーが主要ブラウザーを選択できるようにするものだ。

オペラのホーコン・ウィウム・リー最高技術責任者(CTO)は 電話インタビューで、「われわれはバロット・スクリーンの発想を好 ましく思うが、エクスプローラーを通じた実施では、競争状態を回復 できない」と指摘。「他のすべてのブラウザーメーカーも同じ意見を 共有しており、是正される機会があることを願っている」と述べた。

マイクロソフトは7月、バロット・スクリーンを通じてユーザー にブラウザーを選択できるようにするとした欧州委員会の主要な要 請を受け入れた。

マイクロソフトの広報担当ジェシー・ベルストラーテ氏(ブリュ ッセル在勤)はこの日の電話インタビューで、「われわれは7月に提 案を行った。欧州委員会はそれを歓迎し、さらに調査を進めている。 当社としては、プロセスの次のステップを見守りたい」と述べた。

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