NY銅先物相場:5週間ぶり安値、在庫増加で需要縮小懸念が高まる

28日のニューヨーク銅先物相 場は約5週間ぶりの安値に下落した。在庫増加を受けて需要縮小懸 念が高まった。

ロンドン金属取引所(LME)の指定倉庫の銅在庫は1.1%増 加し34万4350万トンと、5月19日以来の高水準となった。在庫 は9月に入り15%増加している。今月の銅相場は今年初の前月比マ イナスとなる様相を呈している。

ゴールド・アロー・キャピタル・マネジメントのパートナー、 ヘイスベルト・フルーネウェーゲン氏は「在庫が増加し続けている ことが銅相場に打撃を与えている」と指摘。「需要状況に関する懸念 が強まっている。銅相場には疲れが見られる」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の銅先 物12月限は前週末比1.35セント(0.5%)安の1ポンド=2.727 ドル。一時は2.6625ドルと、最も売買高の多い限月としては8月 19日以来の安値を付けた。

クレディ・スイス・グループのアナリスト、エリアーヌ・タナ ー氏は「一時的な調整のリスクが高まっている」と述べ、「非鉄金属 価格はファンダメンタルズから妥当とされる水準を飛び越えてい た」と指摘した。

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