トリシェECB総裁:ユーロ圏経済は3月以降改善した

欧州中央銀行(ECB)のト リシェ総裁は28日、ブリュッセルで開かれた欧州議会で、ユーロ圏 の経済状況見通しや金融システム、インフレについて以下の通り発言 した。

◎世界金融システムについて:

「世界の金融は脆弱(ぜいじゃく)さを経験した。改善が必要 だ。非常に不安定な世界を認めるわけにはいかない。すべてを変 革・修正しなくてはならない。ECBはあらゆる方策を試し、実践 することを決めた」

◎景気見通しについて:

「昨年の9月に端を発した欧州および世界経済の急降下局面は 終わりに差し掛かっている。引き続き警戒が必要だ」

「ユーロ圏経済は安定化の兆しをみせている。今後、非常に緩 やかな回復を予想している」

◎インフレについて:

「経済の状況と見通しは前回の公聴会以来、改善した。予想さ れた通り、インフレとインフレ圧力はここ数カ月にわたり低い水準 にとどまってきた」

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