20カ国・地域、「金融不均衡のテロ」終わらせる決意-サミットで合意

20カ国・地域(G20)は、サマー ズ米国家経済会議(NEC)委員長が「金融不均衡のテロ」と呼ぶ現 状を終わらせるよう努める。

25日に閉幕したピッツバーグG20首脳会議(金融サミット)でオ バマ米大統領ら首脳は、大恐慌以来で最悪となった今回の危機の再来 を阻止し、持続的な成長を実現させる枠組みで合意した。中国など新 興市場国の力の高まりと国際社会での発言権の拡大も認めた。

G20が目指すのは、米国が中国などの債権国の資本に頼って消費 を増やす構図の是正だ。サマーズ委員長は現状を、「不均衡のテロ」と 呼び、繁栄へのリスクを指摘。主要国・地域経済が互いに他国の政策 の人質になっていると説明した。

オバマ大統領は25日にピッツバーグで記者団に対し、「世界経済 は基本的に相互に絡み合っているため、回復によって雇用や新産業が 創出されるように協調して行動することが必要だ」と語った。

国際収支の不均衡解消に向けてG20は、各国の取り組みを点検す る役割を国際通貨基金(IMF)に与えた。イスタンブールで来月開 催されるIMFと世界銀行の年次総会ではこの監視機能についても話 し合われる見込みだ。

To contact the editor responsible for this story: Christopher Wellisz at cwellisz@bloomberg.net

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE