商船三井株が約半年ぶり安値に、コスト増で第2四半期赤字が拡大

商船三井株が3営業日続落し、一 時前週末比7.8%安の508円と取引時間中ベースでは4月2日以来、 およそ半年ぶりの安値水準に下げた。燃料費やターミナル費用などコス トが想定以上に膨らみ、上半期(4-9月期)の連結業績予想を減額修 正したことが嫌気された。

独立系投資顧問会社のバリューサーチ投資顧問の松野実社長は、 「景気が二番底を付ける懸念が出てきた矢先に下方修正した格好で、タ イミングが悪い」と指摘している。ただ今回は、「会社固有の要因では なく、外部環境の悪化要因が大きく、ある程度の下方修正は織り込み済 みだったのも事実」とも話した。午前終値は6%安の518円と、朝方 にきょうの安値を付けた後はやや下げ渋り。

商船三井は前週末25日の取引終了後、4-9月の連結経常損益予 想を従来の50億円の赤字から110億円の赤字に、純損益は70億円の 赤字から95億円の赤字にそれぞれ修正すると発表した。2010年3月 期通期の業績予想は現在精査中として、10月27日予定の第2四半期決 算発表時に公表する方針。

三菱UFJ証券の姫野良太アナリストは25日付のリポートで、減 額修正の背景として、バンカー価格上昇と燃油消費量増加に伴う燃油費 の増加、ターミナル関連費用の増加などを挙げた。ただ、現時点では、 投資判断は「2(アウトパフォーム)」、目標株価690円を据え置い ている。

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