日オラクル株が10カ月ぶり高値、コスト圧縮で収益性向上-業績良好

日本オラクルの株価が一時、前週 末比4.1%高の4040円と大幅続伸。2008年11月28日以来、約10カ 月ぶりの高値水準に戻した。コスト削減などで収益性を高めた結果、第 1四半期 (6-8月)決算は3%の営業増益を確保した。業績安定感 のある内需株とみられ、買いを集めている。

日オラクルが25日の取引終了後に公表した第1四半期決算による と、本業のもうけを示す単独営業利益は前年同期比3.1%増の83億円 となった。企業のIT(情報通信)化投資を抑制する流れが続き、7% の減収となったが、人件費などを抑制したことが奏功、営業利益率は前 年同期より3.2ポイント高い32.4%になった。

みずほインベスターズ証券の水元英正アナリストは、「事業環境は 厳しいが、期初予想では人件費を厚くして余裕を持たせているため、利 益面はある程度しっかりするのではないか」との見方を示している。

会社側が据え置いた今期(2010年5月期)業績予想は、売上高が 前期比2.8%増の1190億円、営業利益が同2.9%増の400億円。日本 政府の景気対策などを背景に、企業業績が回復へ向かう兆しも出ている ため、今後の受注回復などが期待されている。

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