良品計画株が高値、TV広告で販売順調-CS証は強気

「無印良品」ブランドの良品計画 株が一時前週末比6.1%高の4530円と4営業日ぶりに反発し、昨年12 月以来の高値。テレビ広告を使ったプロモーションの開始が奏功し、販 売が順調なほか、機能や素材で差別化した商品の拡充を評価する声が一 部アナリストから上がり、業績回復を見込む買いが優勢となった。

クレディ・スイス証券は25日付で、投資判断を「中立」から「ア ウトパフォーム」に引き上げた。村田大郎アナリストは投資家向けリポ ートで、「機能・素材面で差別化した商品群拡充が軌道に乗ってきた」 と指摘。下期以降、テレビを中心とした積極的な広告宣伝を開始したこ とで、販売が順調に推移しているとの認識を示した。

さらに村田氏は、客数減に歯止めがかかれば、高収益性、良好な バランスシートとキャッシュフロー、アジアでの成長など「同社のポテ ンシャルに注目が集まり、バリュエーションが見直される」と予想。同 証では、目標株価をこれまでの4020円から5400円に見直した。

良品計画では今月16日、価格競争の激化や既存店の不振などを理 由に2010年2月期の業績予想を下方修正している。新たな連結純利益 計画は、従来比23%減の80億円。前期実績は69億円。第3四半期以 降、テレビCMなどを活用した販売促進活動やインターネット事業の強 化で売上拡大を目指す一方、経費が膨らむことが修正の要因だった。

一方、ブルームバーグ・データにある担当アナリスト11 人の連 結純利益の予想平均値は10年2月期が87億円、11年2月期が92億 円。クレディS証では、10年2月期は82億円と市場予想より下方水準 を見込むが、11年2月期は95億円を想定する。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE