ダヴィンチ:ローン期限延長の協議合意できず、23億円損失

不動産ファンドのダヴィンチ・ホ ールディングスは28日、運用する不動産ファンドで25日に返済期日が 到来したローンについて債権者との期限延長の協議で合意に至らなかっ たと発表した。

これに伴い、同社は棚卸資産評価損を売上原価として約137億円計 上する見込みで、純損益に対する影響では約23億円の損失になる見通 しとしている。

今回、合意が出来なかったのは、ファンドが2006年9月に約2000 億円で取得した東京駅八重洲南口の高層オフィスビル「パシフィックセ ンチュリープレイス丸の内」のオフィス部分に関わるローン。

ローン契約に基づき、同ビルの処理については、今後は債権者に移 ることになる。メリルリンチはダヴィンチが同ビルを取得した時にダヴ ィンチに融資を行っている。メリルリンチを1月に買収した米バンク・ オブ・アメリカ(香港)の広報担当のロブ・スチュワート氏は現在も融 資残高があるかどうかについてはコメントを避けた。

--取材協力:フィンバー・フリン

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