パイオニア:ホンダの25億円出資を再延期-年末までに公表

自動車関連事業への集中を通じて再 建中のパイオニアは、自動車国内2位のホンダを割当先とする約25億 円の増資手続きを再延期すると28日発表した。前回延期の6月に、増 資の進ちょく状況を9月までに開示するとしていた。資金繰りに特段の 影響は無く、ホンダの出資の意思も変わっていないとしている。

同社広報担当者の村松俊次氏によると、再延期は他のスポンサー候 補との交渉がまとまっていないためで、12月末までに進ちょく状況を 改めて公表する。

パイオニアは今期(2010年3月)から計2年間でリストラや転換 社債償還に400億円が必要として、4月にホンダを引き受け先とする増 資の実施で合意。しかし6月に延期を発表していた。

8月6日の決算発表で小谷進社長は、資金調達で「民間ファンド」 との話も進んでおり、公的資金注入も選択肢の1つだと発言。翌7日付 の毎日新聞朝刊は、米ブラックストーン・グループ、モルガン・スタン レーなど5社以上から2-3社が選ばれる見込みと報じていた。村松氏 は28日、具体的な交渉相手は明らかにできない、と語った。

パイオニアはまた、筆頭株主であるシャープと6月に契約した光デ ィスク事業の共同出資事業開始を、従来予定の10月1日から延期する と発表した。海外での独占禁止法審査が続いているため。シャープ広報 担当者の中山みゆき氏は開始時期や、審査継続中の国・地域の数につい てはコメントできない、としている。

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