米国は強いドル政策が必要、景気回復と投資促進に-フォーブスCEO

米出版社フォーブスのスティー ブ・フォーブス最高経営責任者(CEO)は28日、持続的な景気回 復を確実にするとともに米国への投資を促すため、米政府は「強くか つ安定したドル」を維持する政策を採用する必要があるとの考えを示 した。

同CEOはクアラルンプールでインタビューに応じ、中小規模の 企業が依然として資金難にあり人員採用を控えるとみられることから、 米景気回復には期待ほどの勢いがない公算だと指摘。1930年代や70 年代と似た初期的回復の後に再び悪化に直面する可能性があるとの見 方を示した。

貿易加重ベースのドル指数は、オバマ米大統領が就任した1月以 来で11%下げている。米政府が景気てこ入れに向け支出を増やし今 年の財政赤字が1兆6000億ドル(約143兆円)に膨らむ見通しと なっていることもドル安の一因。ガイトナー米財務長官は先週、強い ドルは「極めて重要」との見解を表明した。

フォーブスCEOは「ドル安では力強い回復を得ることはできな い」と述べ、「オバマ政権は力強く安定したドルの維持を正式な政策 とする必要性を認識しなければならない。政権はまだ、これを実現す るための行動を取っていない」と指摘した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE