加ドル(25日):週間ベースで6月以降最大の下げ-原油安に反応

25日の外国為替市場で、カナダ・ ドルは米ドルに対して下落。週間ベースの下落率は6月以降で最大と なった。カナダ最大の輸出品目である原油の値下がりに加え、同国中 銀総裁のコメントを受け介入観測が再燃した。

カナダ・ドルは米ドルに対し今週2.2%下げ、世界の主要16通貨 中、メキシコ・ペソに次ぐ対米ドルでの下落率となった。

TDセキュリティーズの主任経済・金利ストラテジスト、エリッ ク・ラッセルズ氏は「カナダ・ドルは他通貨に水をあけられてきた」 と述べ、「原油安は間違いなく主な要因だ」と説明した。

カナダ・ドルはトロント時間午後4時17分(日本時間26日午前 5時17分)現在、1米ドル=1.0929カナダ・ドル。18日は1.0692 カナダ・ドルだった。一時は、9月4日以来の安値となる1.0983カナ ダ・ドルを付けた。

カナダ銀行(中央銀行)のカーニー総裁はカナダ放送協会(CB C)とのインタビューで、カナダ・ドルは経済のファンダメンタルズ (基礎的諸条件)からみた水準と離れた動きをしているとの懸念を示 した。

カナダ国債市場では、2年物国債(表面利率1%、2011年9月償 還)の利回りはほぼ変わらずの1.28%。価格は1セント下げて99.48 カナダ・ドル。

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