G20声明:銀行の報酬は長期的な業績に連動-上限は設定せず

20カ国・地域(G20)首脳 は25日、金融機関の報酬慣行に関するガイドラインを採用する ことで合意した。報酬を長期的な業績に連動させることでリスク の軽減を図る。

G20首脳は米ペンシルベニア州ピッツバーグでのG20首脳 会議(サミット)で、銀行の報酬に上限を設定せず、イタリア中 央銀行のドラギ総裁が議長を務める金融安定化理事会(FSB) が提案したより一般的なガイドラインの採用にとどめた。

G20首脳は電子メールで送付した声明で「われわれは過度 なリスク行動ではなく、長期的な価値創造に報酬を連動させるF SBの実施基準を全面的に支持する」と表明した。

FSBは「経営幹部の大半や高額報酬の社員は、支給を繰り 延べる変動報酬の割合を一例として60%を上回る水準とするな ど、かなり高く設定すべきだ」と提案している。

ガイドラインはボーナスについて、複数年での保証を行わな いよう求めている。また、「一例として50%を上回る割合」と するなど、ボーナスの多くの部分を株式や株式とリンクした金融 商品で支給することや、現金報酬でも企業や事業部門が赤字に陥 った際には、支給を繰り延べたり、取り戻すことが可能だと記し ている。

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